※当ページに書いてある内容は少し古くなっておりますので、参考程度に留めておいて下さい。GoogleのSEO対策に関してはこちらのトップページに詳しく書いてあります。
※当サイトのトップページは2015年11月28日に大幅に内容を更新しました
全世界で圧倒的なシェアを誇り、日本でも主力になりつつあるGoogle検索エンジン。
基本を抑えておけばそれほど厄介ではありませんので、とりあえず攻略しておきましょう。
Googleの我が国でのシェアはだいたい40%ほどで、Yahoo!が50%ほど。Googleが近い将来わが国でもシェアを奪うことは間違いありません。
ジャンルによってはヤフーが圧倒的に強いですが、Googleで上位を取っておいて基盤を固めておくのも賢い戦略です。
2010年12月以来、Yahoo!検索がGoogle検索エンジンのアルゴリズムを採用しまして、Googleに強いホームページ制作、コンテンツの作成、もろもろの最適化が急務になっています。
「Googleは簡単だ」と一部では言われていますが、安易な考え、浅はかな知恵・経験でSEOをすると大幅な順位下落を招く可能性も十分にある、繊細な検索エンジンなのです。
一応当ページは、Google検索でキーワード「Google SEO」にて上位表示されてますので、このページに書いてあることは信用してもらって結構です。
基本的にGoogleは高品質な検索エンジンです。
旧Yahoo!(YST)は隙間をついてやれば(ブラックハットという意味ではない)、ビッグキーワードでも案外簡単にTOPページを取れたりしたものですが、そのへんGoogleは真面目。その代わり、しっかりと対策を施せばちゃんと期待に答えてくれます。
Googleを攻略する際のポイントを押さえておきますと・・・
- 高PageRankからの被リンク
- 自サイトと関連性のあるページからの被リンク
- 上位表示したいキーワードでのアンカーテキスト
- ホームページのテーマの一貫性
- 過剰な内的、外的施策を避けたリスクヘッジ
大きくこの5項目に分けられます。
しかしGoogleのアルゴリズムはどんどん進化していきますので、特にこれらの項目の内リンクに関する部分は一概に言えないケースも出てくるでしょう。
おそらくは今後も変わらないのが「ホームページのテーマの一貫性」になるかと思います。
1.Googleが採用しているPageRankシステム
どのようにPageRankが決められているかの説明は省きますが、ページランクの高いサイト(ページ)からリンクをもらえれば、Googleで上がりやすくなります。
ページランクが低いサイトでもGoogleで上位表示されますが、Googleは「PageRankが高いサイトは優秀なサイト」と評価し、そこからリンクされるということは、そのリンクされたサイトも優秀なサイトとなり、PageRankが上がります。
※ただ、Google社自身がページランク自体に懸念を持ち始めているのも事実ですので、あくまで一要素に過ぎないという認識にとどめておくのが妥当です。
[追記1]
現在Googleにおいて、ページランクと検索ランキングアップの比例性は薄くなっています。正直、あまり気にしなくて結構です。他の要因もかなり重要になっておりますので、総合的に判断する必要があるでしょう。
[追記2]
2016年3月末現在、TBPR(ツールバーPage Rank)の廃止が決定しており、これで実質、ページランクを数字で測ることは不可能になりました。ただし、Googleのアルゴリズムにおけるページランクの概念は消えたわけではなく、ランキングの決定要因にWEBページそのものが持つ実質ページランクは当然ながら引き続き存在します。数字上では見えなくなったが、リンクシステムによるWEBページの価値付けは行われるということです。2016年3月28日更新
2.自サイトと関連性のあるページからリンクされること
これはGoogleでは高得点となります。
例えば、外部対策としてYomi-search系の検索サイトに登録したことがあるかもしれませんが、そこで選ぶカテゴリが重要になってきます。
相互リンクでも同じく、例えばダイエットに関するサイトを運営しているとすると、相互リンク先はダイエット関係がベストで、受けるリンクのみならず発するリンクも関連性があるという点も、Googleは評価します。
なぜ評価されるのかというと、検索ユーザーは訪問したサイトに興味があるリンク先、有益なサイトがあればそっちに流れる可能性があります。つまりユーザーにとってプラスになるわけですから、そういうところへリンクを張っているサイトは評価されて然りでしょう。
また「関連性のないページからのリンクはSEO効果がない」というわけではありません。Googleはリンク元のIPアドレス、ドメイン等も見ていまして、そちらのスコアが上がれば高い評価をし、ランキングに反映させてきます。
特に総リンク数ではなく受けているリンクのドメイン本数は非常に重要になっています。
また、後述していることと少し被りますが、関連ページからのリンクでもアンカーテキストにキーワードが記述されていなければ、それは当然スコアは下がりますし、そのへん要はバランスになってくるわけです。スコアが下がることによってトータルでプラスに働くこともあります。
※関連性に関してですが、この部分をもしっかりサポートすべく弊社サービスを強化いたしました。是非ご活用下さいませ。
3.狙ったキーワードでリンクされること
これは旧Yahoo!(YST)でもある程度そうだったのですが、Googleの場合は顕著に現れます。
弊社のホームページで説明すると、リンクされるテキストは「いまどきのSEO対策.com」よりも「SEO対策」のほうがベター。
もうちょっと突っ込んでお話しますと、「SEO SEO対策 SEOコンサルティング」などと欲張ってリンクを貼ると、それぞれのキーワードのパワーが3/1になってしまいます。
あくまでこれは自作の話でして、自然リンクを考えた場合「タイトルタグにキーワードを含める」ことが鉄則になるということです。
普通はリンクされる場合、サイトタイトルでのリンクがどうしても多くなりまして、タイトルタグにキーワードを記述するということは、まず第一に押さえておくべきGoogle対策ということになるわけですね。
重要なのが、キーワード(あるいはそれを含むテキスト)でリンクされていても、当然ながらリンクを受けている元のサイト(ページ)にそのコンテンツがなければ意味がありません。普通考えた場合、ここは一致して当然なのです。
[追記]
なお、最近のGoogleの傾向を見ていますと「ナチュラルリンク」という観点から、URLやサイトタイトルでリンクされるということが重要になっています。明らかに狙ったようなリンク施策、偏ったキーワードリンクにはフィルタがかかるというのが弊社見解です。
4.サイトのテーマがどれだけ明確かが重要
実はこれが非常にGoogleで重要なポイントです。
旧Yahoo!(YST)と違ってまともな検索エンジンであるGoogleは「ユーザーにとって最適な答えがあるWEBページを検索の上位にランキングさせよう」という基本アルゴリズムがあります。
キーワード「A」で検索したユーザーにとって欲しい情報は「A」に関する情報ですから、検索結果の1ページ目にはその「A」に関するWEBページを表示させようとするわけです。
このことをもっとも言い表せる言葉として・・・
「検索クエリに対してどれだけ的確なアンサーを持っているか?」
これをより満たしているWEBページがGoogleで評価されるということです。サイト単位で言いますと、ポータル的なサイトよりは専門サイトがやはりGoogleでは強くなっています。
またもう一点非常に重要なポイントとして・・・
サイトの主テーマと関係のないページが増える(Indexされる)ということはサイトテーマを弱めることになり、Googleにおいてはマイナス要因になる
ということなのです。
よくあるパターンとして、自サイトのドメイン配下にWP(ワードプレス)などでブログを組み込むケース。
サイトと関連した記事なりコンテンツを更新するなら問題ないのですが、ページ数を増やすためにごく普通の日常的な日記を書いているのをよく見かけます。これは典型的なNGパターンです。
ページ数ではなく「コンテンツの質」「オリジナリティ」「テーマ」を意識したサイト構築を心がけるべきでしょう。Index数はあくまでその結果です。
5.過剰なSEO対策を行ってペナルティを受けないこと
一昔前のGoogle検索エンジンは比較的単純なアルゴリズムで、外部施策としてはSEOキーワードでのリンクを適当に浴びせていたらOKなぐらいでした。
また、内部的なことに関してはキーワードを濃いぐらいの割合で記述し、テキストレベルでGoogleに伝えるだけでスコアが高まっていたものでした。
しかし、これらの単純な施策は今は逆効果になる可能性があり、ある線を超えるとフィルタがかかり、場合によってはペナルティを受ける可能性もナキニシモアラズです。
特にGoogleは外部リンクに対して、以前よりはだいぶ厳しくなってる感があります。あくまで「以前より」というレベルで、正直常識の範囲であればそこまで厳しい判定を課せられることはない、というのが弊社見解です。
ここではあえて、外的施策でフィルタリングに遭わない、あるいはペナルティを受けないようにするための重要なポイントを挙げておきますと・・・
@大量の意図的な外部リンク(数百、数千レベル)を張らないこと
A似通ったところ(TOPページからのみ、ブログからのみ等)から大量のリンクを張らないこと
Bある程度まとまったリンク施策をするなら、アンカーテキストの偏りに注意する
上記3つの共通点に「数」が挙げられることにすぐ気付くと思います。
少量(数十)のリンクならほとんど気にしなくて結構ですが、このある程度まとまった数の外部リンクに対してGoogleは目を光らせており、ある一線を超えると何らかのシグナルを発してくることが多い傾向にあります。
ただ、勘違いしていただきたくないのが「ランキングが大幅に落ちた=ペナルティを受けた」という発想で、そのときのGoogleの状態(リンク処理、調整等の期間)によって一時的に大きく変動することはよくあります。
また、この外部リンクの量に関してですが、実際は張られるページのサイトテーマと外部リンクのアンカーテキストによってフィルタリングの度合いは変わってきます。
専門的な話で恐縮ですが、1000ドメインから1000リンク、SEOキーワードでリンクが張られてもペナルティを受けるどころかフィルタリングすらされないケースもあります。
※「フィルタリング」と「ペナルティ」という言葉を使用しておりますが、順位下落の重症度と思っていただければ結構です。
[総括]複雑化するGoogleのアルゴリズムと今後の展望
キーワードリンクに関してですが、効果的であることは間違いありません。
しかしGoogleは「ドメイン力」もランキングに反映させており、ドメイン力が上がれば最適化されているキーワードで評価される傾向にあります。
ロングテールSEOを行う際には、このドメイン力、サイト力の向上が必要不可欠です。
そのようなアルゴリズムから、リンクもさることながらコンテンツをしっかりさせテーマを明確にすることがGoogleのSEOとして重要になってきています。
「このサイトは何のサイトなのか?」「どのページにどんなコンテンツがあるのか?」といったWEBサイトの整理整頓がしっかりできていることが、SEOを強くするコツです。特にECサイトや不動産サイトでは重要になっております。
もちろんこれらの内部施策だけではなかなか上位表示はできません。やはり「リンクされる」ことが何と言っても上位表示の鍵を握ります。弊社施策はスモールワードからビッグワードまで実績多数ございますので、是非ご利用下さいませ。
また、ここ数日の傾向ですが、Googleがアルゴリズムにかなり手を加えているらしく、一部で検索結果の揺れが非常に激しくなっています。先日などは検索結果が数通りあった時間帯もあり、安定するまでしばらくかかりそうな気配です。
2011年12月1日 更新
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